おくすりはにがいんだ

隠れメンヘラちゃんだよ💉

追憶

私が全ての物事を厭世的に考えるのだとしたら、この出来事は仕方ない、と納得できるのではないでしょうか。私は自分が厭世観を持っていると思っていましたが、そうでもなかったようです。世界を見限ることが出来ずに、ほんの少しでも、あと少しでもと希望を求めてしまう。ああ、なんと愚かなことか。

これを読んで、貴方は私に対するイメージが変わってしまったのでしょうか。それは仕方ないことです。周りから見れば、楽観的でいつもにこやかな人だったのでしょうから。そういう面も、決して演技ではありません。笑っていれば楽しくなるし、深く考えない方が楽です。単なるその場しのぎを学校では繰り返し、家で深く考え、錯覚に陥ってしまう。そんな美しくもない人生をここ2年送ってきました。

好きな人も出来ました。両思いでした。なんか粋ですね、こう書くと。彼女はとても明るく人気者で、私なんかとは似ても似つかない人でした。それ故、他の女の子と遊んだり、彼氏ですと紹介されていることも多々ありました。女の子同士ですし、仕方ないのかもしれませんね。しかし、私はそう割りきれません。私はこうも、自分が泥沼のように嫉妬深いとは思いませんでした。あの子と腕を組んでいる、あの子と手の大きさを比べあっている。女の子同士なのでよくある事ですが、私はそれを見る度に、腹の底から死にたくなりました。それと同時に、嫉妬したって止められないことですから、そんなのに嫉妬するのは馬鹿らしい、と思っていました。

だから私は、彼女を嫌うことにしました。自分に酔っている文章ですが、これも自分の為。少しでも格好つけて終わりたいのです。もう彼女に未練はない。今日から赤の他人、ただの友達。

ありがとうございました。貴方がくれた愛は、愛よりも最低でした。